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支援プログラム

---「きなこ」(児童発達支援・放課後等デイサービス)支援プログラム---


〈私たちの想い〉
〇ご家庭、学校などの公共機関以外に、安心できる居場所をつくりたい。
〇子どもの個性を大切にして、自己肯定感を高めたい。
〇「やりたい!」のサイン、その時を見逃さず、いろいろな体験をすることで、一人一人の持っている力を伸ばしたい。
〇人との関わりの中で育つ「主体的な力」を引き出したい。
〇子どもたちが地域・社会とつながるための環境づくりをしたい。
〇笑顔あふれるご家庭になっていただけるよう、心を寄せていきたい。

〈支援プログラム〉
「私たちの想い」を具体化するために、「健康・生活」「感覚・運動」「認知・行動」「言語・コミュニケーション」「人間関係・社会性」の5領域にわたり、次の観点を盛り込んだ支援を行います。さらに、これらをお子さま一人一人の支援計画に反映させます。

【健康・生活】
・健康的で安全な生活を維持・確立します。そのために、ご本人のその日の身体の状態をモニタリングしながら、ご本人のリズムに合わせ、活動の提案をしたり、必要に応じて食事や排せつの介助を行います。
【運動・感覚】
・様々な生活場面を想定した身体の動き、を無理のない範囲で経験します。そのために、室内や屋外の様々な遊具を使った活動等に、ご本人の状況に細心の注意を払いながら、取り組みます。
【認知・行動】
・時間と空間の区切りをわかりやすくし、見通しをもって、安心して自分の好きなことを楽しみます。そのために、「見て段取りがわかる」「触ってやり方がわかる」工夫を行います。
・はじめと終わりのある、目的をもった行動を増やし、より見通しの持った生活を送ります。そのために、支援者は、ご本人の自発的な行動の始まりを見逃さずに、その行動の行き先をご本人と視線を合わせて確認します。そして行動の「ゴール」を提示し、そこに到達したら「できた!」とご本人にわかるようにフィードバックするなどの工夫を行います。
・一定の生活経験を経て獲得してきた「今、できること」、「わかること」を基盤にし、社会参加への自信を高めます。そのために、他の子どもたちや大人にも「一目置かれる」係活動や役割を自分からやりたくなり、できたらすぐにご本人にフィードバックできる工夫を行います。
【言語・コミュニケーション】
・簡単な言葉と周囲にある「見てわかるもの」で周囲の人たちとやり取りし、生活がしやすくします。そのために、2語文程度の具体的で端的な声掛けとともに、具体物、絵カード・写真、手順表など「見てわかるもの」を使い、コミュニケーションをとるようにします。こちらの「ねがい」がくみ取れた時には、ご本人にわかるように、肯定的にフィードバックします。
・「触って、動かしてわかる」チャンネルを使い、スキンシップも織り交ぜながら、「人と関わるのは楽しい」経験を重ねます。そのために、ご本人の身体が発する快・不快のメッセージを支援者は見逃さず、ご本人の他者に向けた積極的行動には、ご本人が「快」と受け止められるフィードバックを即座に行います。
・本人の発達段階をふまえた「大人っぽい」コミュニケーションのやり方を、ご本人の流儀に合わせて伸ばし、社会参加への自信につなげます。そのために、「一目置かれる」行動に対するフィードバックも、ご本人の状況に合わせ、個別にさりげなく行う、などの工夫をします。
・自分を肯定的にとらえるための言葉を探し、その言葉を使って考えます。そのために、今を肯定的に意味づけできるキーワードを、支援者はご本人と一緒に探し、ご本人と一緒に使ってみます。
【人間関係・社会性】
・自分の経験を振り返り、言葉にし、前向きな気持ちで明日を迎えます。そのために、子どもどうしで、あるいは支援者を交えて、自分を語れる、お互い語り合える、リラックスした雰囲気を作る工夫をします。
・不安なく、お友達や支援者と様々な経験を楽しみます。そのために、ご本人と保護者様から、利用される日々のコンディションをよく伺い、ご本人の希望にできるだけ沿う活動を、できるだけ多様にご用意します。

---「Lino」(放課後等デイサービス)支援プログラム---
~こどもたちのタイミングで~


〈私たちの想い〉
〇ご家庭、学校などの公共機関以外に、安心できる居場所をつくりたい。
〇誰かと比べるのではなく、「自分のまま」に居られる心地よさを、体感して欲しい。
〇自分に合った、自分のペースで、自分のタイミングで、「自分を生きれる」ように、なって欲しい。
〇「放課後を友だちと笑い合う」他愛のないことを、楽しんで欲しい。
〇子どもたちが地域・社会とつながるための環境づくりをしたい。
〇笑顔あふれるご家庭になっていただけるよう、心を寄せていきたい。
〇職員1人1人が、子どもたちの信じられる大人でありたい。

〈支援プログラム〉
「私たちの想い」を具体化するために、「健康・生活」「感覚・運動」「認知・行動」「言語・コミュニケーション」「人間関係・社会性」の5領域にわたり、次の観点を盛り込んだ支援を行います。さらに、これらをお子さま一人一人の支援計画に反映させます。

【健康・生活】~自分の快適な生活リズムを知る~
・健康的な生活への声掛け
・他者目線を意識した身だしなみチェック
・自立を意識した食事習慣・調理方法の提案(バランスの取れた食事を意識する)
・自分が心地よい空間を保つ方法を一緒に考える(整理整頓方法等)
・事前予告・本人の気持ちの確認を繰り返し行い、スケジュールに合わせた行動を身に着けるきっかっけをつくる
【運動・感覚】~自分の感覚にあった、安心スペースを知る~
・公共交通機関を使ったお出かけを取り入れながら、体を動かす機会を作ります
・体を使い、複数で行えるゲームを活動に取り入れます
・複数の部屋を活用して、活動に合った場所選びや、自分の気持ち・感覚に合った場所選択・場所移動が行えるよう配慮します
【認知・行動】~自分のパターン、こだわりを知る~
・丁寧にこどもの話を聴くことで、気持ちの表出を手伝い、整理する手立てを一緒に模索します。
・専門の方にご協力いただき、関係フレームスキルトレーニングを希望者に提供します
・集団でのゲームや活動を通して、場の空気に合った会話を楽しめるようにサポートします。
・スタッフとの会話を通して、いつ、どこで、だれが、何を、どうした(5W1H))を意識できるように工夫します。
【言語・コミュニケーション】~多種多様なコミュニケーションがあることを知る~
・推しや、好きなことを語り合う場を設けることにより、言語の形成及び表出する機会つくります。
・集団での言葉遊びゲームを通じて、獲得している言語の活用及び、コミュニケーションの基礎能力の向上の場を設けます。
・こどもの持つ独自の世界観を、各々の得意な方法(小説・描画・映像・音楽等)で表出する機会を提供します。
【人間関係・社会性】~多種多様な世界観があることを知る~
・小集団での段階に応じたSSTを通じて、自己理解と他者理解を目指します。
・学校・親・いろいろな不安なこと等を、職員と話すことをきっかけに、こども同士でも話せるような雰囲気をつくります。
・心理的に安全な場所で「自己を素直にだせる」経験を繰り返し行い、他者を肯定する力、自己をありのままに受け止める力を育みます。

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